結婚相談所の詳しい構造
結婚相談所は、結婚に対する意識の高い人が登録しているので、出会いから結婚まで無駄な時間がありません。
同じ洗剤、同じ濃度で作業を進められるので効率がいいのだそうだ。
天井、天井に設置した浴室温風乾燥機、壁面、ドア、風呂蓋、照明器具、鏡まで、徹底的に洗ってくれる。
浴室温風乾燥機は、モーターの音が変だということで、カバーを外して、中をチェック。
黒いホコリがぶら下がっていた。
フィルターとカバーの表面の汚れだけは、ときどき掃除機をかけていたが、ネジを外して、中まで掃除するという発想はなかった。
なんたってバスタブの上の天井部分に設置してあるのだから、手が届かない。
掃除機のノズルを伸ばして吸い取るだけで、充分きれいになると思っていた。
設置以来十数年間アンタッチャブルだったため、ホコリがつららというかブドウの房状に成長して、湿気を含んであざ笑うかのごとくゆらゆらと重そうに揺れていた。
掃除好きが聞いてあきれるくらい恥ずかしかったが、どんな汚れにも、どんなホコリにも、さすがにプロはたじろがない。
「ちょっとここに時間がかかったので、洗面所までやりたかったのですが、そちらまで手が回りそうにありません」かくして一人はバスルームにかかりきり。
シャンプーのボトルなどの容器から、バスルームに置きっぱなしの目地ブラシなどの榊掃除小物、何年も開けたことのない排水口の蓋も外して、何から何までツル、ピカ、キユツと磨き上げ、水滴は残さずすっかり拭き取ってくれた。
キッチンは頑固な汚れのオンパレードキッチンは、油汚れ、熱による焼け焦げ、カビ、水垢など、頑固な汚れのオンパレード。
溜めれば溜めるほど、掃除がいやになる箇所の筆頭である。
しかも、ダイニングキッチン、対面式カウンターなどの普及で、人目にさらされる機会も増えた。
バスルームと並んで、ハウスクリーニングの需要が多い場所である。
ガスレンジとその周辺の油汚れ、そしてシンクのくもりと蛇口周辺の目地やコーキングのカビ。
それが最大の課題。
あとはキャビネットの扉、冷蔵庫の上など、めったに触らない部分ということになるが、その辺になると、たいして汚れない、もしくは汚れが目立たない、高くて見えないおかげで、掃除の必要性を切実に感じないですごしてきてしまう人が大半なのではないだろうか。
わが家のキャビネットの扉は茶系統で、油を飛ばしたり、何かをこぼしたりしないかぎり、汚れているかどうかわからないくらいラクな色なのだが、ハウスクリーニングが入って拭いてもらったら、なんとなくサッパリした顔をしている。
目立たないだけで、やはり汚れていたことを思い知らされた。
一方、入居後、収納スペースを増やすために作ってもらった配膳兼用カウンターテーブルの下のキャビネットや吊り戸棚の扉は、白のデコラ。
開け閉めのときに触った手垢がうっすらと目立つし、ホコリのベールで覆われているらしいのも見てわかる。
汚れていないようにみえるときでも、何かこぼして拭くと、そこだけきれいになって、拭いていないところとの差が歴然。
全体にまんべんなく汚れていると、案外、汚れに気がつかないものなのだ。
白は圧迫感を感じさせない色として、狭い場所では救世主的な色だし、清潔感を象徴する色でもあるので、キッチンの定番カラーとなっている。
レンジ回りの壁面が白いタイルに白い目地が多いのも、そういった理由からであろう。
タイルは荒療治をしても大丈夫なので、油汚れにさらされる場所にはふさわしい素材である。
色は何色でも好みにして、目地はグレーか黒にすると汚れが目立たない。
料理研究家の脇雅世さんのお宅はグレーのタイルに黒目地にして大正解だったというし、いろんなお宅を見ているハウスクリーナーに聞いても、案外淡い色のタイルに黒目地でも違和感はないそうだ。
場所柄、汚れが目立ったほうが掃除をするきっかけになるという意味では、白のような淡い色がすすめられるが、ズボラを決め込むなら目立たない色に限る。
わが家は、ベージュの絵の具を水に落としたような模様のタイルで、そのもわもわっとした模様のおかげで汚れが目立ちにくくなっている。
ところが目地は白なので、どうしても汚れは目立つ。
それでもさほど広い面積ではないので、クリームクレンザーを塗って、せっせとブラシでこする。
このときのブラシは、古歯ブラシなどよりももっと腰のあるユニットブラシやタイル目地ブラシのほうが力を入れやすい。
目地の素材はセメント材だそうで、とくに白い目地は油を吸うと黄ばむことがある。
そうなると非常に落としにくくなる。
目地の汚れが重症の場合は、苛性ソーダを使うこともあるそうだが、ウチの場合は、クリームクレンザーを塗って、ブラシでこすったらきれいになったところを見ると、あまりひどい状況ではなかったということかもしれない。
コーキングの部分も黄ばんでいたが、これは漂白剤を湿布する(92ページ)ことで簡単に白きを取り戻した。
なお、新築で入居してはじめて掃除をする場合、水打ちをして目地に水を吸わせてから取りかかること。
目地はあまり汚れていなくても、タイルが汚れていると、その汚れの溶けた洗剤を目地が吸って、そこだけまだらに変色する恐れがある。
これはバスルームの場合も一緒なので、シャワーで全体に水をかけてから作業をするといいOガスレンジは、入居時は白いホウロウの天板に、ステンレスの丸い受け皿だったのだが、いくら掃除をしても汚れが落ちにくくなったのを機会に、ガスレンジ全体を取り替えることにした。
白い天板時代は、ふきこぼれればとりあえずすぐ拭いていた。
菜箸の頭に濡れ布巾を巻きつけて、チョコチョコと拭く。
そうやってその場ですぐに解決せずに、乾いてから拭こうと思うと落としにくくなるばかりでなく、億劫さが先に立つし、白い天板にしょうゆや味噌系統の茶色のふきこぼれはやたらと目立つからである。
その点、黒ならラクにちがいない。
迷った末に、黒のフッ素樹脂加工にした。
鍋やフライパンでフッ素樹脂加工の便利さを味わっていたので、レンジも汚れを落としやすいにちがいないと思ったのだが、これは大失敗であった。
フライパンのようにツルンときれいにならないのである。
高熱による焼け焦げはプロでも落とせないそうで、さほど時間をおかずに洗っているのに落ちない。
要するに高温で使いすぎなのかもしれないが、そこまで火力が上がるように作っておきながら、高温で使うなというほうが無理。
掃除のしやすさ最優先の私にとっては、これでは欠陥品である。
使うたびにイライラするくらいならと、買って間もなく天板だけを黒のホウロウに買い替えた。
ハウスクリーナーに、何が一番掃除しやすいかと聞いて出した結論である。
ただし、丸い受け皿はホウロウ製でサイズの合うものがなく、フッ素樹脂加工のままなので、相変わらずスッキリきれいにならず、我慢を強いられている。
最近はIHやガラスのレンジトップなどもあって、掃除という点では実にラクそうな素材のものが出てきている。
ガラスは試してみたい気がするが、天板だけ取り替えられるのがないので、今のガスレンジが壊れないかぎり考慮の余地はない。
IHのほうは、IH対応の鍋に替える必要があることと、調理の仕方も中華鍋をあおって妙めるなどといった妙技Pを発揮できなくなることに、身体も意識もついていけないような気がして、こちらも考慮の対象になりそうにない。
ガスレンジの掃除のなかでも、五徳の手入れは大の苦手である。
五徳は熱いうちに毎日きちんと拭いていれば、濡れた布巾で拭くだけでも決して頑固な汚れにはならないが、わかっちゃいるけどできないから、みんな悩むんじゃありませんか。
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